125ccバイクで新発見!週末に行く、のんびりソロキャンプのススメ

バイクでこれからキャンプをするドライバー

近年、自分のペースで自然を楽しむソロキャンプが人気を集めていますが、その相棒として125ccのバイクが注目されていることをご存じでしょうか。原付二種と呼ばれるこのクラスは、維持費の安さや取り回しの良さから街乗りが中心と思われがちですが、実はキャンプツーリングにおいても大きな魅力を秘めています。今回は、大きなバイクでは味わえない125ccならではの、のんびりとしたキャンプの楽しみ方をご紹介します。

125ccバイクがキャンプに最適な理由

大型バイクでのツーリングも爽快ですが、125ccのバイクにはそれとは違った「心の余裕」が生まれます。まず、車体が軽量でコンパクトであるため、キャンプ場特有の未舗装路や狭い砂利道でも不安なく進むことができます。もし道に迷って行き止まりに遭遇しても、軽々と方向転換できる機動力は、見知らぬ土地を旅するキャンプにおいて大きな安心材料となります。

また、燃費性能が非常に優れている点も魅力です。ガソリン代を気にせずに遠回りを楽しめるため、目的地へ向かう途中で見つけた細い脇道の先にある絶景を探しに行くといった、自由な旅のスタイルが自然と身につきます。高速道路を利用できないという制約も、逆に見れば下道の景色をじっくりと堪能する贅沢な時間へと変わります。125ccというサイズ感は、自然との距離をぐっと縮めてくれる絶妙なスペックだといえるでしょう。

小さな車体に夢を積み込む積載の楽しみ

キャンプツーリングの醍醐味といえば、限られた積載スペースに必要な道具をどう積み込むかという工夫にあります。125ccのバイクは車体が小さい分、工夫のしがいがあるのが面白いところです。最近ではキャンプブームの影響もあり、非常にコンパクトで高性能なアウトドアギアが増えています。手のひらサイズのバーナーや、折りたたむと薄くなるテーブルなどを選び、パズルのようにリアキャリアへ固定していく作業は、出発前の大きな楽しみのひとつとなります。

荷物を積み終えたときの、少しずっしりとしたバイクの感触には、これから非日常へ向かうのだという高揚感が詰まっています。重装備になりすぎないよう、本当に必要なものだけを厳選する引き算の美学は、ミニマムな125ccのスタイルと非常によく馴染みます。自分だけの秘密基地を背負って走る感覚は、大人になってもワクワクする特別な経験になるはずです。大きな荷物を積んでトコトコと走る姿は、どこか愛らしく、周囲の風景にも優しく溶け込みます。

目的地までの道中を主役にする旅のスタイル

125ccでキャンプへ行く際は、目的地に早く着くことよりも、そこに至るまでの過程を大切にするようになります。バイパスを避けて旧道を走ってみたり、小さな商店に立ち寄って地元の食材を買い出ししたりと、スピードを落とすことで初めて見える景色がたくさんあります。エンジンの鼓動を感じながら風を切って走る時間は、日々の忙しさを忘れさせ、心を穏やかに整えてくれるでしょう。

キャンプ場に到着してテントを設営した後は、愛車を眺めながらコーヒーを淹れる至福の時間が待っています。苦労して運んできた道具を使い、自分で火を起こして作るキャンプ飯は格別な味わいです。夜の静寂の中で、今日一緒に走ってきたバイクを傍らに眠りにつく安心感は、ソロツーリングならではの特権です。125ccという身近な排気量のバイクが、週末を特別な冒険に変えてくれる。そんな「125ccのある暮らし」の豊かさを、ぜひキャンプという形で体験してみてください。